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一口に農業といっても、分野ややり方、地域によって本当に多種多様な姿があるということに、種苗店のメールマガジンにあった逸話から改めてかんじました。
その種苗店のかたがつい先日、北海道の農家さんと来年の春の種について一通り話して電話を切る際に、「今年も大変お世話になりました」と言われてしまったそうで、確かに北海道はここから春までは、保温施設以外では野菜は作れないでしょうから、あとはお正月にまっしぐらなのかもしれません。
ひるがえってうちの農園の様子は、ただいま苗の植え付け真っ最中。そして真冬であっても野菜の収穫が途絶えることはありません。
もちろん、うちみたいに年中多品種を取り続けるという農家ばかりではなく、忙しい時期と暇な時期がはっきりしている農業のやりかたもたくさんあり、それぞれに野菜の見方・見え方も違うのだろうな~と想像した逸話でした。
ところで、これから冬にもかかわらず、そろそろ夏野菜の品種や作付け量を考え始めています。
ものすごく気が早いようですが、夏やさいの種まきトップバッターは1月末のミニトマト、そこまで意外と日がありません。特に珍しいものは直前だと品切れになることもあるので、早めの行動は欠かせません。
しかしもう夏の話とは、毎年のことながら、農家独特の季節感だなと、いつもながらに思いました。