今週の農園

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9/28

先週も暇さえあれば畑作りと種まきの一週間で、少々雨に邪魔されましたが今週前半には畑への種まきを終え、十月をむかえられそうです。

畑への種まき完了以降は、ビニールハウス内へ植え付ける苗もの野菜(リーフレタス、キャベツなど)の準備と植え付けが始まりますが、苗床ではすでに一回目に植え付ける苗が育ってきています。

ビニールハウスの中は、雨が降らず、雑草も比較的少ない上に毎年ある程度決まった作物を作ることになるので、土が乾きすぎたり、土が単純化(僕なりの表現ですが、土がパサパサしてきて、不自然な感じがする状態という感じです)してきてしまいます。

有機無農薬での野菜作りのおそらくキーポイントである多様性という観点からも、単純化した土で良いことは一つもなく、また実際的に収穫量や味の点でも劣ってきてしまうので、そうならないための方策を色々と考えるのですが、その一つの対応策として、部分的な不耕起栽培を取り入れてみています。

この夏から秋冬への移行のタイミングで一度トラクターを入れますが、その後植え付けるレタスやキャベツの根が張り、水分の循環が出来上がった畝は来年の春夏になっても崩さずにそのまま利用し、夏場の水分確保に役立たせることができるのではないかと考えています。