今週の農園

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先日の大雨で、川岸に生えるクレソンは軒並み水没してしまいここから復活してくるのか微妙なところ、自然に近いものほど、天候の影響をモロに受けてしまいますね。

ちょうど排水の悪い畑に溝を掘った後だったので、見事に溝に雨水が流れ込んで一安心だったり、水路があふれて芽が出たばかりのラディッシュが水没したりと、悲喜こもごもな大雨でした。

一方この雨を力にしてスナップエンドウやズッキーニ、赤軸のほうれん草などが勢いづいてきました。

エンドウもズッキーニも花を咲かせ始めていて、ここまでくればほぼ確実に実が付いて収穫できると思います(そう言い切れないところが自然相手の怖いところですが)

エンドウやズッキーニなどは、葉物野菜とちがい一度とれ始めると同じ植物体からいくつも実をとり続けることができる、という特徴があり、そういった野菜は冬には全く作ることができません。

小松菜のように、根から切り離して収穫し、植物体丸ごとを食べる、という野菜から、食べごろの実をつみ取って食べる野菜へと移り変わるこの時期が、農園として実感する季節の変わり目です。

実物野菜は早どりが難しいので、早く初夏の野菜をお届けしたい気持ちをグッと抑えてもうしばらくのご辛抱、来週には取り始められる予定です!