今週の農園

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12/21

先週の日曜日のアースデイマーケットで今年のイベント出店も終わり、ようやく年末に向けた動きになってきました。

すでに来年春用の各種苗会社のカタログにも目を通しましたが、この春はあまり目をひく品種が無く、ちょっとさみしい感じです。

うちの作付ラインナップが、国内の種苗会社扱いの品種では行き着くところまで行ってしまったというのもあるとは思いますが、それでも昨春はいくつか「これは」というものがあったので、今期は控えめな印象です。

国内の新品種が振るわないので、海外からの種に目を向けつつ、来年の春は今までのラインナップをよりしっかりと作り、効率アップの時期にして、余った時間で毎年苦戦しているビーツやフェンネルなどに引き続き挑戦していきたいと思っています。

今年は結局台風が一つも来ず、冬に入ってからは比較的暖かい日が続いていて霜があまり降りないなど、今年もまた例年とは違った気候でもはや例年ってどれだ?という状況ですが、国内でもワイン用のブドウでは、温暖化に合わせて樹を植え替えている、という話を最近聞きました。

野菜だと、温暖化に対応してという話はまだ聞きませんが、何十年にもわたって栽培する果樹ではすでにそういった動きもでてきているようで、いずれ野菜に関しても温暖化対策が必要になってきそうです。

今年の冬は温暖傾向=雪が多いかもしれない、ということで、雪にはあまり心配が無かった富士宮でもスタッドレスタイヤに始まり雪対策が必要になってきています。