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7/7

野菜作りは何事も季節を先取りしての作業が欠かせませんが、年明けにまいた人参を収穫している横で、冬の人参の準備「太陽熱消毒」が始まりました。

太陽熱消毒とは、畑にビニールシートを裾を埋めて張り、夏の太陽熱でシート内が高温になることで雑草の種が枯れ、9月の種まき以降の草取りを劇的に減らせる、という技術です。

除草剤を使わない無農薬栽培だと、初期生育の遅い人参に対しての草取りが、手間的に最大のネックになってくるので、そこをクリアできる太陽熱消毒は当農園にとって欠かせない技術になっています。

ただし、ビニールシートを張ってから太陽熱消毒が完了するまで1ヶ月以上おいておく必要があるため、種まきから逆算してこの時期までに畑作りを済ませておく計画性が重要になってきます。

今年はまずまずの進み具合で、最初にシートを張った畑では、生え始めていた雑草が一日にして太陽熱で枯れ、順調なスタートを切っています。

人参の種まきは9月下旬頃、今年も黒田五寸、村山人参、金時人参、黄・白・紫人参を作る予定です。