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12/15

12月14日(日)はアースデイマーケット@代々木公園にお越し頂きありがとうございました。

2014年も欠かさず出店することができ、今回で出店回数も40回となりました。

2015年もアースデイマーケットでたくさんのお客様とお話できることを楽しみにしています。

次回のアースデイマーケットは年明けの2015年1月25日(日)となります。

詳細はコチラです。http://www.earthdaymarket.com

もっとも一般的に種のまき時を調べる方法として、日本を「暖地」「中間地」「寒冷地」の三つに分け、自分の畑がどこに含まれるのかによって割り出していくというやり方があって、種の袋の裏にも日本を三色に色分けし、それぞれに対応した種まき時期が書かれているのを見たことがあるかもしれません。

種袋の裏の地域別まき時表示は、種の専門家たるメーカーが作ったものだけあって、基本的かつ普遍的なもので、そこに書かれているタイミングは最も自然にできる=旬をとらえたタイミングで、旬を大切にした野菜作りにとても役立つものなのですが、問題は自分の畑がどこに属するのか、ということです。

結論からいうと、僕はつい最近まで自分が野菜を作っているのは「暖地」だと思っていましたが、当の専門家である種子メーカーの人に「寒冷地でしょう」と言われ、驚くとともにある意味納得してしまいました。

ちなみにうちの畑があるあたりの最低気温は自前のデジタル温度計での実測で-7.8度ですが、北関東の農家からはそれでも冬に野菜が収穫できるだけ暖かいと言われますし、何より静岡であるというだけで暖かいイメージとともに扱われるので、まあ暖地に入るのかなと思っていた次第です。

ただ、思い返すと暖地の作型がそのまま通用しないことも多く、自然と独自の種まき時期に調整してきた面もあり、あっさりと寒冷地ですと言われてみると、異を唱えるよりも妙に納得してしまいました。

いずれにしても、目安はあくまで目安、それに頼りきらずに細かくその地域に合った作型を作り上げるとともに、機会があれば疑問を確かめ取り入れる柔軟性が新しい発見を生む原動力になるということを感じました。

マイナスの気温の中での作業も「まだまだ暖地のうち」と思っていましたが、とりあえずこれからは「さすが寒冷地の寒さ!」と思って頑張るようにしようとおもいます。