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今期とにかく(サイズ的に)伸び悩んだ根菜類ですが、その小ささが使いやすさにつながっているようで、「ちょうど良い大きさだよ」という声をいただきます。
確かに大きさはラディッシュに近いのに味も食感も濃く詰まっている今年の大根は、農家の常識的にはがっかりサイズですが、むしろ新しい個性をもった野菜達と言えそうです。
難点は、予定の5倍くらいのスピードで収穫が進み、種の播き足しができない時期ゆえ畑の在庫管理が難しい、というかヒヤヒヤな点で、抜いてみなくてはわからない根菜は「もうちょっとあると思っていたのに、又根ばかりで…注文が来ているのにマズい!」ということも。
しかし、これこそ怪我の功名。根菜が伸び悩んだおかげで、そしてお客様から声をいただいたおかげで、次の冬に向かっての新たなヒントをもらいました。
まずは畑の根菜をしっかり収穫し、しっかりと自分でも食べ、イメージを固めて今年の冬(まだ冬ですが)に備えたいとおもいます。