今週の農園

これまでの記事

2015年

2014年

2013年

4/13

ビーツ、一般にはボルシチ用の食材という程度のイメージですが、調べてみると真っ赤なもの以外に様々な色・形があり使い方も多様であること、また作らないのかとリクエストを多くいただく野菜でもあります。

ビーツはまたの名を甜菜といい、砂糖の原料として北海道で大規模に作られていますが、ビーツの中でも色鮮やかなテーブルビーツと呼ばれる種類となると、これといった産地が無く、挑戦しがいのある野菜です。

もともとは地中海沿岸発祥と言われるビーツ、個性的な見た目に負けず生育条件も個性的なようで、特に有機無農薬となると、知り合いに聞いた限りでは「作っていたが止めた」という声ばかり、実際作ってみて二年目の今期の出来では、単体では採算がとれるとはとても言えません。

ただ、リクエストが多いことももちろん、何より自分が気に入ったということ、知っているのにみんなが作らないというのも面白さを感じるところです。

来期、今年の冬から来年の春に向けての作付けでは、生育期間を長くとる、植物性堆肥を多めに使ってみる、などの改善を行おうと計画中です。

採算がとれずついに断念…とならないよう頑張ります。