今週の農園

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5/25

最近ビーツが注目されているようで、問い合わせをいただいたりアースデイマーケットでもお客さんとの話題にのぼることがあります。

馬場修一郎農園では3年前からビーツに取り組み始めていました。

ビーツは地中海沿岸が原産の野菜で、砂糖原料にするための品種ではない、調理用のテーブルビーツとなると現状日本の気候に合った品種改良をされたものがほとんどないため、種の入手や栽培方法は手探り、一般的イメージの赤以外にも黄、紅白、白、紫、長細型とビーツには色々な品種がありますがどれが好まれるのか、美味しいのか、といったことも自分で作って確かめるしかないため、昨年の冬から今年にかけての収穫、栽培3年目にしてようやく手ごたえを感じてきたところです。

知り合いに聞いても「作っていたけどやめてしまった」「採算をとるのが難しい」という声ばかりで、そんな評判に逆に作ってやろうという闘志が湧いた、というところもあります。

今は栄養面で注目されているようですが、厳しく育て、収穫してすぐの鮮度のよいビーツの滋味あふれる甘さと香り、少量でも鼻血の出そうな満足感のある美味しさに僕自身ファンになってしまったことをモチベーションに、今年の冬は「ビーツありますよ」とご紹介できることを目指して今年の挑戦をスタートしています。