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たけのこがそろそろ終盤です。
昨年ほとんどとれなかったことを考えると今年はしっかりととれているたけのこですが、終盤になると短いうちから太いものが増え始め、手頃なサイズがとれなくなってきます。
竹林の運営的にもそろそろ残して来年の親にするものを選ぶ時期になってきます。
親として光合成し、竹林を維持できるのはたけのことして生えてきてから5年間ほどと言われ、毎年少しずつ更新していく作業が必要になります。
畑の作物は、一部のハーブを除きほとんどのものが一年草で、長くても8ヶ月ほどの間に種まきから枯れるまでを見届けることになり、どう作るか・いつ作るかといった我々の選択一つ一つに負うところも大きいのですが、他方たけのこのような多年生でより自然に近いものは、まさしくその土地に根ざしたものであって、野菜作りとはまた違った感性が求められます。
たけのこに関しては、いつもお世話になっている古見さんにお任せしている面がほとんどですが、時に話を聞き、また時に作業を手伝いながら、技術や感性を引き継ぎ、野菜作りにも活かしていきたいと思っています。