今週の農園

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2/16

今日(2/15)は一日アースデイマーケットでしたが、一昨日の畑同様、今日も午後から強風にみまわれ、後半はバタバタの一日でした。

アースデイ会場では重りを結んだままテントが動いてしまうほどの風で、早めの撤収開始を余儀なくされましたが、畑での強風で心配なのはビニールトンネルなどのいわゆる被覆資材がとばされてはがれてしまってはいないかということです。

富士宮の山間地では2月ともなれば毎晩マイナス3度くらいまでは気温が下がるので、その中で作ることができる作物は限られたものになってきますが、ビニール一枚でも外気と遮断することで地熱や太陽熱を利用して寒さを和らげ、栽培可能な作物の幅を広げることができます。

そこで活躍するのがビニールハウスやビニールトンネル、現在もリーフレタスや人参、生育中のキャベツ・ラディッシュなどがお世話になっていますが、特にビニールトンネルは風に弱いという欠点があります。

建て方がキット化・マニュアル化されているビニールハウスに比べ、トンネルはまだはっきりとした技術が定まらず、設置方法の経験によるところが大きいということもあると思いますが、根本的に風に弱く、今冬もかなりしっかり設置したトンネルがすでに何回も風でめくれ崩壊→張り直ししています。

ビニールハウスとビニールトンネルのどちらを重視するかは地域や農家により当然考えが違ってきますが、うちはビニールハウス重視でトンネルは必要最低限に、というのが現在の考えです。

今日の風でトンネルがどうなったかは明日の朝、畑を見回ってみないとわかりませんが、何度も飛ばされ張り直しを繰り返すことを考えると、初期費用はかかっても頑丈なビニールハウスで対応するのが僕の好みです。

昨年はハウスを3棟建ててもういいやと思いましたが、今年も冬に1棟建てるかなと思い始めています。