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週末にかけて雨が続きましたが、気温はあまり下がらず、野菜たちにとっては良い雨となったようです。
畑の土の保水力は素晴らしいもので、どんなに晴天が続いても１０センチも掘れば湿った土があらわれ、野菜はそこに向かって根をのばし水分を吸い上げるので、畑に水をまくということは一切せずに、水分はすべて雨まかせにしています。
ただ、ビニールハウスの中は、雨すらすべてシャットアウトしてしまうので、露地よりも格段に乾きやすい環境になります。
夏にビニールハウスで作る野菜、トマトやピーマンなどは、水分が少ない方がたくましく、美味しく育つので、ビニールハウスの性質がちょうど良いのですが、夏以外の時期にビニールハウスに作付ける葉物やラディッシュには、ときに水やりをしたくなることもあります。
でも、先週の数日続いた雨の間、ビニールハウスの野菜を見ていると、周りの地面から染み込んだ水分を、ビニールハウスの中の野菜が根を伸ばして吸い、グンと大きくなった様子が見て取れました。
すべてほったらかしではいけないし、でも余計な手出しはせず、ちょっとだけ手伝うことで野菜は健康に育っていくと思います。
今日は一転暖かな日差しが出てきたので、ビニールハウスの換気窓をあけ爽やかな風を入れてあげようとおもいます。
