今週の農園

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昨晩も夜7時には零下へと気温が下がり、今朝もバケツには1センチほどの厚さの氷が張っています。

例年12月から2月までの間はこのくらいの寒さが続き、その間収穫できる野菜には限りがあるため、同じ静岡県でも海沿いの暖かい地域が羨ましく感じることもあります。

富士宮から海までは車で40分程度と、遠いというほどでも無いのですが、その間の差は歴然で、海に近い知り合いの畑では霜が降りることがほとんど無いそうで、毎朝霜でザクザクのうちの畑とは全く状況が違うようです。

夏野菜の片付けをしていても日陰になっている場所は昼間でも地面が溶けず、その部分だけ片付けをあきらめたりと凍りついた地面には苦労しますが、寒さによる利点というものも少なからずあります。

今パッと思いつくのが、野菜が引き締まって美味しくなる、虫が世代交代する、草が世代交代する、ということ。

この3つとも、人工的にやろうとしても難しく果てしないことなのに、気温の低下という絶対的な季節の変化によってそれがあっという間に、勝手に起こる、これを利用しない手は無いなというところから冬の仕事の段取りを組み、これからの厳冬期に至ります。

はっきり言って寒いのは辛いですが、野菜のため、畑のためになるなら人間は厚着をして頑張ります!